番外編:マナー① 最近の日課

みなさんこんばんは!蟻です。

先週の栗のブログを受けて、私もディベートを始めた理由について書きたいと思います。(今回はかなりパーソナルなことも入ってきます)

私は、高校時代模擬国連をやっていました。国連の決議文書がすごく好きで、言葉一つ一つの微妙な重みの違い、国々の思惑を緻密に合わせてちゃんとコンセンサスに至る過程、ああ、こういう交渉を経てこういう文言が作られていくんだな、という実感が面白くて、高1のころは国連文書を読んだり、次の会議に向けてのリサーチをしていたりしました。そのリサーチ、早口の活躍している感、文章作成は日本では評価されました。

でも、高校二年生で出た模擬国連の国際大会では、全く評価されませんでした。同じことを全部したのに、私と相棒が作った文章を読み上げた子たちが評価されていました。

その後、私はなんで評価されなかったのか、何が足りなかったのかを考え、結局は一つ、「It's not what you say, but how you say it」にオチルんだな、という結論に至りました。

ディベートを始めたのは、人の前に立つとアガってしまう自分、人とちゃんと関係を構築できて自分が伝えたいことを伝えられない自分を克服するため、です。

平たく言えばマナー改善のためにディベートを始めた、というところですね。

 

でも、私はディベートの戦略的面白さや議題の多さに没入するあまりその初心を忘れ、最初の三年は、ゆっくりしゃべろう~と紙の端に書き続けつつも、そのトレーニングを怠り、ただラウンド練をし、ただリサーチをする無策のディベーターでした。

だから、マナーは全く改善されませんでした。速い~?ということに少し変なプライドもあったのかもしれません。

それに、最近のいろいろな大会での成果が伸び悩んできたこと、あるいは就活などを通してもう一度向き合い始めてきたのがつい最近です。

自分のマナーの課題は

・滑舌の悪さ(噛んでしまったり、言葉を飲み込んでしまうこと)

・スピード

・自信のなさが言葉からにじみ出ていること

などがあると思います。それぞれでどういうことに取り組んでいるかちょっと書いていきます。

 

・滑舌の悪さ:

早口言葉の練習を毎日15-20分しています。

https://www.engvid.com/english-resource/50-tongue-twisters-improve-pronunciation/

鏡見ながら、顔の表情が左右対称になっているか、顔の筋肉がきちんと動いているかを確認し、アクセントを違うところにおいて見つつ、めちゃくちゃゆっくりから割と速くまでテンポをあげつつ10回以上噛まずに言う練習です。

まだ2週間ほどしか続けていないのですが、表情筋を伸ばす分日常会話でもあまり噛まなくなった気がします(まだ多分気のせい)

あと、笑顔が少し自然になった?気もします。英語の発音練習などしたい人にはおすすめです!

 

・スピード

日常会話の段階から直そう!ということで、話すスピードを落とすように心がけています。というか、スピードを落とすよりは、丁寧に一文字一文字話すようにして、声をなるべくきれいにすることを心がけています。

また、私は普段の言葉遣いが汚いので(じゃね?やcuss word多用)、いちいちどういう言葉を発するか頭の中で考えてから話す練習をしています。

スピードが速いのは必ずしもマナーが悪いのとは同地ではないと思いますが、きれいに話すことはマナーがよいことにつながると思うので意識すると何か変わるかもしれません!

 

・自信のなさが言葉からにじみ出ていること

一番強調したいのはここです。私は、ずっと自分の容姿や運動神経の悪さにコンプレックスを抱いてきて、いくらほかのことで努力しても、「でも私は結局ブスだし、ほかの人ほどは価値がない(だから人の三倍頑張らないといけない、だからいくら頑張っても認められないのどっちか)」という風に自分を見てきました。その自信のなさ?がスピ―チ・ジャッジングにも表れて、例えば語尾が質問状にすべて上がるとか、例えば速くなってしまうとか、焦ってしまうとか、噛んでしまうとか、色々問題が生じています。マナーがあまりよくないのも結構ここに起因しているような気がします。

日本人のスピーチってどことなく自信がなさそうな人が多い気がするんですよね。特に女子とか。自分の同期見てても、後輩見てても、本当にこれ言っていいのかな…?という風に思っているんじゃないかと思わされるスピーチが多いです。

逆にうまいと言われている人たちは、多くがもう俺絶対正しいから~みたいなドヤ感をもって話しています。

そのドヤ感身に着けるのって、どうやればいいんだろう、と三年間模索したのですが、結局自分に正直になってコンプレックスに向き合うことからなのかな、と最近では思っています。

なので最近はランニングをし、化粧動画をあさり、姿勢を常に正すように意識し、そのドヤ感を常日頃から出せるように練習をしています。

 

マナーって誰も教えてくれないですよね。

というか、教えられないと思います。

私はもう、自分の好きな自分、一番説得的な自分を毎日磨き続けるしかないと思います。

なので、オーソドックスなディベート練習からは外れますが、こういう小さい試みも、マターロードの傍ら、続けていきたいと思います。